• 2013-08-26

(2009年11月に「高校生のための『超』教養講座」において、公開を始めた人気授業です)

ゲノム・サイエンス
~生命科学の最前線を見てみよう

徳島大学総合科学部 教授 真壁 和裕

1961年東京生まれ。京都大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。京大大学院理学研究科助手を経て、2003年、徳島大学総合科学部助教授。現在は、同大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授を務める。

私たち生命は、すべて遺伝によって親から子へ、また子から孫へとつながっています。遺伝という仕組みがあるからこそ、ヒトの受精卵はヒトに、鳥の受精卵は鳥になっていくのです。今回のテーマである「ゲノム」は、この遺伝の仕組みの根幹をなすもの。ここ20年ほどで飛躍的に研究が進んだ分野であり、いま最もホットな研究テーマの一つとされています。徳島大学の真壁和裕先生に、「ゲノム」とは何か、どのような研究がなされているのかなど、生命科学研究の最前線をお話いただきます。

第1章 ゲノムとは何か~生命の謎を解く鍵

第2章 ゲノムを解読する

第3章 ゲノムを応用する~働きと病気

第4章 進化の謎にせまる