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2013-02-27
フロントランナー
ウインクだけで操作可能な車椅子を開発
生体信号処理技術で未来を切り拓く
慶應義塾大学理工学部 准教授 満倉 靖恵
「信号」と聞いて、みんなは何を想像するでしょう。道路にある信号? 普通はそうですが、慶應義塾大学の満倉先生が研究対象とする信号は、それとは少し意味合いが異なります。実は、私たちの周りには信号や信号の処理技術があふれている。たとえばリモコンを使ってテレビのチャンネルを変えるのも信号処理です。スマホのアプリを動かすのも同様。さらに、私たちの身体の中には微小ではあるが電気が流れていて、それらは生体信号と呼ばれています。満倉先生はその信号の技術を活かした画期的なシステムを次々と開発、それらはいま社会のさまざまな場面で活用されようとしています。