タグ:ノーベル賞
2013-02-05

「超教養講座」アーカイブ

驚異の新素材“カーボンナノチューブ”~その発見から最先端の研究現場まで

名古屋大学理学部 篠原 久典 教授

カーボンナノチューブという物質をご存知でしょうか? その名のとおり炭素でできた直径「数ナノ」メートルの筒状の物質。ナノとは10億分の1のことを指します。実は、この極小の物質がものすごい能力を秘めています。まず「細くて軽い」。次に「強いうえにしなやか」。他の物質にはない電気的・磁気的特性も持ちます。そのため、「脅威の新物質」とも呼ばれています。ノーベル賞級といわれるこの物質の発見は、どのように私たちの生活を変えたのか。名古屋大学の篠原教授に解説いただきました。

2013-01-20

フロントランナー(インタビュー・ムービー)

iPS細胞がわかる!
世界を驚かせた研究のいまと未来を探る

京都大学iPS細胞研究所
准教授 齊藤 博英

(この記事は動画でご覧いただけます。30min)
2012年、京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞しました。世界を驚かせたiPS細胞はどこがすごいのでしょう。また、どのように医療を変えると期待されているのか。山中先生とともに研究の最前線に立つ齊藤准教授にiPS細胞の基礎知識から未来までをお聞きしました。iPS細胞の「入り口と出口」で重要な役割を果たす齊藤先生の研究も注目です!

2012-10-01

フロントランナー

生活と社会を激変させた青色LED
開発者のモットーは「人の役に立つ!」

名古屋大学工学部 教授 天野 浩

照明はじめさまざまな分野で活用されているLED(発光ダイオード)。なかでも、青色LEDは画期的な技術として知られ、それがなければスマートフォンなどは実現しなかったとさえいわれます。名古屋大学の天野教授は、この青色LEDの開発者の一人。ノーベル賞級といわれる技術はどのようにして生まれたのか。どんな苦労があったのか。困難を突破する要因とともに、LED技術のこれからについて、天野教授と探ってみました。(12年10月の記事。ぜひ、ご覧ください)