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2013-02-05

「超教養講座」アーカイブ

驚異の新素材“カーボンナノチューブ”~その発見から最先端の研究現場まで

名古屋大学理学部 篠原 久典 教授

カーボンナノチューブという物質をご存知でしょうか? その名のとおり炭素でできた直径「数ナノ」メートルの筒状の物質。ナノとは10億分の1のことを指します。実は、この極小の物質がものすごい能力を秘めています。まず「細くて軽い」。次に「強いうえにしなやか」。他の物質にはない電気的・磁気的特性も持ちます。そのため、「脅威の新物質」とも呼ばれています。ノーベル賞級といわれるこの物質の発見は、どのように私たちの生活を変えたのか。名古屋大学の篠原教授に解説いただきました。

2012-09-20

「超教養講座」アーカイブ

惑星学最前線・系外惑星の謎に迫る~宇宙は惑星であふれている

東京工業大学理学部 教授 井田 茂

私たちは、宇宙には恒星があり、惑星が回っているのは当たり前と考えていますが、惑星の存在が証明されたのは十数年前でしかありません。しかも、発見された多くの惑星は太陽系の惑星たちとは違った姿をしていました。本講義では、これら天文学・惑星学のホットな話題を、最新の研究成果もまじえながら、わかりやすく解説します。そして、最後は「宇宙人は存在するのか?」について。結論を先取りすれば、生命がいる可能性が高いことがわかってきました。