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2012-09-27

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動物の遺体を解剖して見えてくる
生命の謎・進化の不思議

東京大学総合研究博物館 教授 遠藤 秀紀

動物の遺体を集め、解剖・観察・分析し、知の財産として未来に引継ぐ「遺体科学」。その提唱者である東京大学の遠藤教授は、私たちの身近な動物からゾウやキリン、サイまで、何万点にものぼる動物の遺体と向き合ってきました。人呼んで「解剖男」。世界で初めてパンダの手の7本目の指を発見したのも遠藤教授です。「動物遺体には、生き物の身体の秘密だけでなく、生命進化の謎も詰まっている」と語る遠藤教授が目指すものは何か。