• 2013-03-12

(2009年5月に「高校生のための『超』教養講座」において、公開を始めた人気授業です)

発光ダイオード(LED)を人工太陽に~北国の環境を考えた光技術の応用

千歳科学技術大学総合光科学部 教授 吉田淳一

1948年生まれ。 慶應義塾大学大学院工学研究科修了。NTT研究所を経て、千歳科学技術大学に。 現在、総合光学部グローバルシステムデザイン学科教授。工学博士。

1年のうち半分近くが雪に覆われる北海道。農業“大国”ではあるが、自然との闘いを宿命づけられている。なかでも、問題が日照時間。千歳科学技術大学の吉田先生は、LEDを光合成光源とすることで、この問題に挑もうとしている。地理的環境と地球環境保護の観点に立った「バイオフォトニクス」という分野の先駆者! サラダなどに使われる野菜「ルッコラ」の生育に対し、LEDでは通常の太陽光線下に比べてビタミンC含有量が大幅に増えた研究を中心にお話いただきました。

第1章 光技術は私たちの身の回りにとけ込んでいる

第2章 北国に適した人工太陽「LED(発光ダイオード)」

第3章 LEDをつないで光らせてみよう

第4章 可能性が広がるバイオフォトニクス産業

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