• 2013-04-04

(2011年3月に「高校生のための『超』教養講座」において、公開を始めた人気授業です)

太陽光発電が拓く未来~その仕組みから最先端の研究まで

東京大学生産技術研究所 教授 藤岡 洋

1962年生まれ。84年東京大学工学部卒業後、富士通勤務を経て、95年カリフォルニア大学バークレー校博士課程に。同課程修了後、同校電気工学科研究員。96年、東京大学工学系研究科に移り、2004年より生産技術研究所教授。太陽電池やメモリ素子など半導体を中心とした材料化学の研究者と知られる。

温暖化の危機がさかんに議論されるようになって太陽光発電への関心が高まり、日本でも自宅の屋根などに取り入れる家庭が増えてきました。しかし、そもそもどのような仕組みで、太陽の光が電気に変わっていくのでしょうか。また、なぜ、これほどまでに太陽光発電が注目されるようになったのでしょう。本講義では、太陽光発電の原理に加え、その最先端の研究・開発について見ていきます――。

第1章 太陽電池と太陽光発電

第2章 太陽電池の仕組み

第3章 進化する太陽電池

第4章 砂漠の太陽光発電で世界を救え


《関連記事》
生活と社会を激変させた青色LED
開発者のモットーは「人の役に立つ!」
名古屋大学工学部 教授 天野 浩