デジタルキャンパス(講義動画)
「光」が広げる最先端医療の世界
東北大学工学部准教授
片桐 崇史
(この記事は動画でご覧いただけます。40min)
光を利用して私たちの病気を治す――あまり知られていないことですが、光を使った技術は身近にあふれ、それなしには私たちの生活は成り立たなくなっています。本講義では、「光とは何か」から始まり、レーザーの技術、光ファイバーの仕組みなどを解説。さらに、それらがどう医療に活かされているかを見ていきます。お手製の小道具も登場した、東北大学・片桐准教授の熱血授業をお楽しみください。
「超教養講座」アーカイブ
ロボットで探る人間の不思議~ロボカップから認知発達ロボティクスへ
大阪大学工学部 教授 浅田 稔
21世紀は「ロボットの世紀」とも言われます。現在、そのロボットの研究で世界の最先端を走るのが日本。日本では世界で稀に見るロボット大国なのです。そんななか、知能ロボット、認知ロボットと呼ばれる分野で活躍するのが大阪大学の浅田先生。人間学とロボット工学を融合した「ヒューマノイド・サイエンス」の提唱者としても知られています。果たして、ロボットはどこまで進化したのでしょう。浅田先生のグループが開発した学習し成長する「ヒューマノイド・ロボット」などを例に、人間の不思議とロボットの未来を探ります。
フロントランナー
宇宙と地上とを安全に結ぶ宇宙エレベーター
SFの世界の乗り物が実現に向け動き出す
日本大学理工学部 教授 青木 義男
1961年4月、ソ連の宇宙飛行士・ガガーリンが初めて宇宙飛行を行いました。以来、半世紀以上が経過したものの、まだ私たちは安全に人やモノを宇宙空間に運べないでいます。宇宙には特別な訓練を受けた人でないと行くことができないし、そもそもロケットには爆発の危険が伴います。しかしいま、宇宙と地上を安全に往復できる“夢の構想”が始動。宇宙ステーションと地上とをケーブルで結び、昇降機が行き来する「宇宙エレベーター」――それはどのようなプランなのか、私たちは気軽に宇宙に行けるようになるのか。日本大学の青木教授に、宇宙エレベーター研究の最前線を聞きました。
フロントランナー(インタビュー・ムービー)
世界初! 小型ヒト型ロボットが宇宙に
開発者が語る「ロボットの未来と私たちの社会」
東京大学先端科学技術研究センター准教授
株式会社ロボ・ガレージ社長
高橋 智隆
(この記事は動画でご覧いただけます。30min)
2013年夏、小型のヒト型ロボットが国際宇宙ステーションに! 世界初の快挙で、ロボットクリエーターとして活躍する高橋智隆先生がロボットを制作を担当します。それはどのようなプロジェクトなのか、どんな困難が伴うのか。「将来、ロボットは身近な情報端末のような働きをする」と語る高橋先生に、プロジェクトの概要とともに、ロボットと私たちの未来についてもお聞きしました。
「超教養講座」アーカイブ
太陽光発電が拓く未来~その仕組みから最先端の研究まで
東京大学生産技術研究所 教授 藤岡 洋
温暖化の危機がさかんに議論されるようになって太陽光発電への関心が高まり、日本でも自宅の屋根などに取り入れる家庭が増えてきました。しかし、そもそもどのような仕組みで、太陽の光が電気に変わっていくのでしょうか。また、なぜ、これほどまでに太陽光発電が注目されるようになったのでしょう。本講義では、太陽光発電の原理に加え、その最先端の研究・開発について見ていきます――。